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キャブレター

dトラッカー社外キャブレターの代表格といえば、ケーヒンのFCRとミクニのTMRがありますが、FCRは、セッティングパーツも多いし、データ量も豊富なので、お勧めします。まずFCRを購入する時中古とかありますが、失敗しないためにも新品をお勧めします。実際に私も中古で3万位購入してオーバーフローしてたりとオーバーホールをしたら結果5万近くかかったことがあります。以前は、新品は結構高かったのですが、値段もこなれてきてdトラッカー用のアダプター付きで6万前後だと思います。厳密にいえば、キャブレターも消耗品ですからね。それでは、早速セッティングといきましょう。

1.まず油面が狂っていると意味がなくなってしまうので油面を基準値にあわせます。フロートチャンバーを外した状態で、チャンバー面からフローとの高さが9±1mmになるように調整します。

2.FCRのパイロットスクリューを全閉から2/1戻し、ジェットニードルのEリングを真ん中にします。

3.ここでエンジンがきちんと吹けない場合、パイロットスクリューを調整してみます。パイロットスクリューは開くと濃くなります。
パイロットスクリューはスロー系統の燃料噴射量の調整。でエアースクリューはスロー系統のエアーの量を調整します。
パイロットスクリューはアクセル開度0%時の燃料噴射量も決定するので全閉や3回転開きで調子が良いのではセッテイングがズレテいます。

エアースクリューの調整範囲は、パイロットスクリューより少し狭く2/1回から3回の間になるように合せます。空ぶかしで上手く吹け上がるようになったら実際に乗ってみてアクセル開度1位から3位までのアクセルを開けた時のエンジンの付きを調べます。回転が上がって来ない時はパイロットジェットの番手を下げて燃調を薄くします。アクセルを開けるとエンジンストールして止まってしまう場合は燃調が薄いのでパイロットジェツトを上げてやります。アクセル開度10/5程度までちゃんと走るように調整します。以上の調整が出来たら中高速のセッテイングを行います。

4.アクセル半分位から全開にしたとき、きれいに吹けなくエンジンの回転が重たいようでしたら、メインジェットの番数を下げて、エンジンストールしてしまう場合はメインジェットの番手を上げて燃調を濃くします。

5.全開まで普通に走るようになったら高速から急にアクセルオフしてすぐアクセルを開けてみます。このとき息つきするようならパイロットジェットを少し上げて様子をみます。パイロットジェットを上げて息つきは改善されるが低速でカブッテしまう場合はジェットニードルのeリングの場所を下にして様子を見ます。

dトラッカーのキャブレターに限らず、エンジンのセッテイングはとても時間と手間のかかる作業ですが、セッティングの決まった時の走りは、最高そのものです。しかも、セッティングしたことが、これからのバイク人生にとってすごい財産となります。dトラッカーは、スロー系が肝心なのでスロー系のセッティングが走りやすさも変わってくるので、じっくり煮詰めたいものです。

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